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関連項目
ウィスコット・アルドリッチ症候群(WAS)は、X染色体の短腕に位置する単発性欠損に起因する疾患である。WASは血小板減少、湿疹、細胞媒介性免疫および体液性免疫の欠損、リンパ増殖性疾患の傾向を特徴とする。この症候群で変異する遺伝子は、WASタンパク質(WASP)と呼ばれる機能不明のプロリンに富んだタンパク質をコードしている。WASPの機能を知る手がかりは、罹患した男性のT細胞が不規則な細胞形態を持ち、細胞骨格が乱れていることから、WASPが細胞骨格の構成に関与していることが示唆されたことである。WASPの塩基配列を詳しく調べたところ、PAK65やACKに見られるものと相同な、推定Cdc42/Rac相互作用ドメインが見つかった。その後の研究により、WASPはCdc42の真の下流エフェクターであることが示された。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
WASP 抗体 (B-12) | sc-398477 | 200 µg/ml | RMB2377.00 | |||
WASP (B-12): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540935 | 200 µg Ab; 10 µg BP | RMB2662.00 | |||
WASP (B-12) 中和ペプチド | sc-398477 P | 100 µg/0.5 ml | RMB511.00 |