腫瘍壊死因子ファミリー(TNF)受容体スーパーファミリーは、シスチンに富む細胞外ドメインに相同性を示すいくつかのI型膜貫通型糖タンパク質から構成されている。このファミリーのメンバーにはTNF-RI、TNF-RIIおよびCD40が含まれる。これらのレセプターのリガンドはTNFのような小さな分泌タンパク質であることもあれば、CD40のリガンドであるCD40LのようにII型膜タンパク質であることもある。TNFレセプタースーパーファミリーのシグナル伝達機構は十分に理解されていないが、TNF-RやCD40の活性化はNFkBの核内転座を誘導することが示されている。このプロセスにはTRAF(TNF受容体関連因子)ファミリーのメンバーが関与している。これまでに4つのメンバーが報告されており、TRAF1、TRAF2、TRAF3(CRAF1、LAP1、CD40bpなどとも呼ばれる)、TRAF4と呼ばれている。当初CART1と呼ばれたTRAF4は乳癌に特異的に発現し、そのような組織では核に局在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
TRAF4 抗体 (43) | sc-136107 | 50 µg/500 µl | $316.00 |