クイックリンク
RP2(網膜色素変性症2)はTBCCD2としても知られ、細胞膜の細胞質側に局在する350アミノ酸のタンパク質で、TBCCファミリーに属する。ユビキタスに発現するRP2は、チューブリンのGTPase活性を刺激する機能を持ち、ARL3(ADP-ribosylation factor-like 3)のグアニンヌクレオチド解離阻害剤として働き、ARL3のGTP結合型が解離するのを防いでいると考えられている。チューブリン活性を刺激する能力を通して、RP2は網膜の発達に重要な役割を果たしている。RP2は1つのC-CAP/コファクターC様ドメインを持ち、ミリストイル化またはパルミトイル化されることができる。RP2をコードする遺伝子の欠損は、視細胞の変性を特徴とする疾患である2型網膜色素変性症(RP2)の原因であり、その結果、夜盲となり、最終的には周辺視力と中心視力の両方が失われる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
RP2 抗体 (37.28) | sc-81892 | 100 µg/ml | $333.00 |