Intercalated DNA Antibody (401) は IgG2b マウスモノクローナル Intercalated DNA 抗体(Intercalated DNA 抗体)であり、WB により Intercalated DNA タンパク質を検出します。IntercalatedDNA抗体(401)は、ノンコンジュゲート抗IntercalatedDNA抗体としてご利用いただけます。DNA (デオキシリボ核酸) は、糖骨格に支えられ、4つの塩基 (グアニン、シトシン、アデニン、チミン) 間が水素結合で結合した2本の鎖 (二重らせん) として存在します。分子(リガンド)は、静電的結合、共有結合、あるいはリガンドが二重らせん内、特に結合した塩基対の間に挿入されるインターカレーションを介してDNAと相互作用することができる。インターカレートされたDNAは一般に、臭化エチジウム、プロフラビン、ダウノマイシン、ドキソルビシンなどの芳香族で平面的なリガンドを含み、その存在は塩基対結合を妨げ、DNA構造を歪め、最終的にはDNA複製を阻害する。DNAインターカレーターは、ホジキンリンパ腫のような急速に増殖するがん細胞の治療にしばしば使用され、細胞の複製を効果的に阻害するため、がんの増殖を遅らせることができる。
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
Intercalated DNA抗体(401) 参考文献:
- 多環芳香族炭化水素-DNA付加体の介在は, VacciniaトポイソメラーゼによるDNA再定着を阻害し, エキソヌクレアーゼIIIによる消化の障害となる。 | Yakovleva, L., et al. 2006. Biochemistry. 45: 7644-53. PMID: 16768460
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- β-シクロデキストリンとフェロセニルナフタレンジイミドを介在させた二本鎖DNAによる超分子複合体形成と電気化学的遺伝子検出の向上。 | Sato, S., et al. 2005. Molecules. 10: 693-707. PMID: 18007339
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